交通事故の怪我と聞けば、思い浮かべるのがむちうちです。
むちうちが問題になるのは、
レントゲン、MRIの画像診断に写らないために、
他覚所見を得れないことです。
どういうことかと言うと自分で、
「わたし、むちうちなんです!」
と申告する自覚症状に頼るところがあるということです。
首が痛い=むちうちだと認識されていますが、
むちうちは頭痛、眼精疲労、耳鳴り、肩コリ、背中痛、手足のしびれなど、
痛み、しびれのある症状から、
だるさ、無気力感、不眠、全身疲労なども挙げられます。
交通事故直後は病院、保険会社への連絡、警察を呼ぶことなどの
忙しさや、交通事故を起こしてしまったという興奮で、
痛みというよりも、驚き、不安感が強いこともあります。
むちうちは数日後、数ヵ月後に起こることもあるので、
病院へ行かれてレントゲンに異常がない方も、
興奮状態にあるかも知れないので、念のために
当院へお越しください。
また、交通事故の痛みは、すぐに病院へ行って診察して貰わないといけません。
我慢して、交通事故から何日も日数が過ぎてしまうと、
交通事故との関連が証明出来なくなります。
交通事故に関係が有ると本人は確信していても、日数が過ぎると
認められない場合があるので、病院は早めに行きましょう。
むちうちは自覚症状のみの場合が多いのですが、
体の中では大変なことが起こっています。
むちうちによって首周りの筋肉ががちがちに固まることによって、
血管や自律神経を圧迫してしまい、
圧迫したことで手足のしびれなどがあり、
だるさ、無気力感、気分が優れないなど、
一見関係ないと思えるような症状を起こしてしまいます。
むちうちの症状が問題になる理由は以上です。
交通事故に遭い、症状に心当たりがある方は、
是非、当院へ起こしください。
今回も事故に遭ったあとにしっかり治療をしてもらうために、
その現場で必要なことを書いておきます。
(3)相手の素性を確認する
相手の情報をしっかり記録しておきましょう。
免許証の内容を携帯電話などで写真を撮っておくとよいでしょう。
携帯電話のデータは壊れることもあるので、
手書きでのメモも必ずとりましょう。
免許証にはない携帯や自宅の電話番号なども忘れずに!
また、車を借りて運転しているかもしれないので、
車検証など車の所有者がわかる資料も
メモか写真を撮っておきましょう。
(4)現場の状況を記録する
これはあとで役に立つことがあります。
なるべく多くの写真をさまざまな角度から撮っておきましょう。
また気づいたことはメモをしておきます。
後日、警察や保険会社から事故の前後の事を聞かれることがあり、
そのときに思い出すのに役立ちます。
とくに相手の保険会社から、こちらの不利になるような状況を
問われることがありますが、
そんなときにメモや写真で対応することができます。
事故直後はいろいろ覚えているつもりでも、
気が動転しているので、細かいところは後でなかなか思い出せません。
後で困らない為にメモと写真で記録をしておきましょう!
(6)保険会社と相談しながら治療の開始
もし体に何か問題を感じたら、通院しましょう!
治療を始める前に保険会社と相談をしておけば、
受診もスムーズに始められます。
先行して手配してくれた場合、
病院の窓口で治療費を払うこともほとんどありません。
これは、保険会社から支払ってくれるよう先に対応してくれた場合
になりますが、体の具合が良くない時はとても助かります。
あとは安心して病院で治療をすることができます。